夫が鬱!私はパニック障害!

真面目な夫がうつ病に!支える妻はパニック障害!どうする!?どうなる!?

パニック障害の原因

パニック障害の原因

 

「こころの病」「治らない」「本人の努力」
などと言う人もいますが、
パニック障害の原因は「脳」にあると言われています。
(これがまた、苦しいんですよね)
最近では、なんと、パニック障害の人は、
二酸化炭素」や「乳酸」で発作が
起こりやすいことがわかってきたそうです。

 

つまり「脳内神経伝達物質のバランス」に
異常があることがパニック障害
を引き起こすと考えられています。
神経伝達物質の中の
セロトニン”と“ノルアドレナリン”の
バランスが乱れることが原因と言われます。

 

 

 

パニック障害の症状

パニック発作

パニック障害の症状は、人によって多少違ってきます。
一般的には、突然強い不安感に襲われることが多いです。
それとほぼ同時に、「めまい」「動悸」「吐き気」、
「手足が冷たくなる感覚」、
「手足のしびれ」「非現実感」などを感じます。
これらの症状が起こることを「パニック発作」といいます。
そのときには、「死ぬのではないか」
「狂ってしまうのではないか」という恐怖に襲われます。
(実際そんなことはないのですが)
この発作は、ある一定時間がたつと、治まります。
時間は10分程度から、30分ほどかかる人もいます。
症状は心臓発作に似ていることもあるので、
死ぬのではないかとと思い、
このため救急車で病院にかかることが多いものです。


 ~予期不安~

 パニック発作を体験すると、
「また発作がおこるんじゃないか」と、不安に感じます。
これを予期不安といいます。
これは、次の広場恐怖とともに、
行動範囲を狭める原因になります。

 

 


 ~広場恐怖~

 

電車の中、映画館、デパートなど、
人が多くいるところで発作が起きると、
その場から離れたり逃げたりするのが難しい、
という感覚に陥り、
これらの場所を避けて家にこもりがちになったり、
特定の乗り物に乗れなくなったりします。
このような症状を広場恐怖(アゴラフォビア)といいます。
また、そのような場所に出かけるというプレッシャーから、
発作になる人もいます。